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キレイにやせる3つの視点~体脂肪の性質と運動~

3回に分けて「きれいにやせる3つの視点」をお伝えします。

1回目は体脂肪の性質と運動についてです。

まず肥満の現状をご存知でしょうか?

肥満に関する世界的な調査の結果が、2017年に『New England Journal of Medicine』で発表されました。

過体重の人は、世界全体で約22億人つまり3人に1人が過体重

肥満の人は、約7億1,200万人つまり10人に1人が肥満

なお、この研究では「過体重」の体格指数(BMI)は25~29、「肥満」は30以上とされました。

じつは肥満に関する明確な基準は各国で異なり、WHOではBMI30以上、日本ではBMI25以上を肥満と定義しています。

またBMIが25未満でも体脂肪率が高い(隠れ肥満)方も多いと思います。

 

さて、私がダイエット相談のお客様に必ずお伝えするイラストがこちらです。

「脂肪(中性脂肪)は簡単に燃えてエネルギーとはならない」ということです。

まずは、脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解されて、それから脂肪酸とアルブミンがくっついた遊離脂肪酸となり、

全身の細胞内のミトコンドリアでエネルギー源として使われて、はじめて脂肪が燃えたと言えるのです。

 

そして、どうして脂肪(特に内臓脂肪)が健康に良くないのか?というと

内臓脂肪が増えると脂肪細胞が大きくなります(肥大化)。

するとその肥大化した細胞から炎症を起こす物質が全身に拡散されて、全身で炎症が起きやすくなるからです。

血管では動脈硬化になり、膵臓では糖尿病を起こし、脳ではうつや認知機能の低下も起こすと言われています。

 

脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を燃やすことは簡単ではありませんが、

当店の漢方ダイエットでは、なんと脂肪を分解して脂肪細胞を小さくすることができます!

内臓脂肪から落ちて筋肉が落ちにくいとお客様からも喜んでいただいております。

 

続いて運動についてです。

最近は無酸素運動を行ってから有酸素運動を行うと脂肪が燃えやすいと言われていますので、そのメカニズムを見ていきましょう。

そもそも有酸素運動とは、細胞のミトコンドリア内で酸素を使いエネルギーを作る、長時間継続可能な軽度または中程度の負荷の運動をいう。

対して無酸素運動とは、筋肉が瞬発的な力を発揮するためのエネルギー源として、酸素を使わずに糖質(グリコーゲン)を使うので無酸素運動と呼ばれます。

そもそも体内には3つのエネルギー源があります。

1つ目は食事から体内に入った糖質や脂質

1つ目のエネルギー源を使い切る(食事から1〜2時間後)と、2つ目のエネルギー源である筋肉に蓄えられたグリコーゲンを使い始めます。

ちなみにグリコーゲンが使われ始めると空腹感が出てきます。そして食事で摂取したカロリーやグリコーゲンを使い切る頃に、3つ目で蓄えている脂肪を分解して脂肪酸としてエネルギー源になります。

もうお気付きかと思いますが、2つ目のエネルギー源のグリコーゲンを使うのが無酸素運動で、3つ目の脂肪酸を使うのが有酸素運動なのです。

だから無酸素運動でグリコーゲンを使い切ってから、脂肪酸をエネルギー源とする有酸素運動を行うと理論上は内臓脂肪も落ちるはずです。

 

ただし実際は運動してもなかなかやせない!?という方がとても多いです😭

きれいにやせるためには脂肪の減量が必須ということは、度々ブログでも発信しています。

体脂肪1kg落とすためには、約9000kcalのエネルギー消費が必要です。

有酸素運動で1日100kcal消費するとして、90日間(3ヶ月)で1kg脂肪が減るわけです。3kgなら270日間(9ヶ月)毎日有酸素運動で100kcal消費して減るわけです。

気が遠くなります・・・

 

コツコツ運動を続けてきれいにやせられる人は素晴らしいです!ただ毎日運動を続けられない方も多いです。私もそうでした(笑)

ではどうして私の場合も3ヶ月で体重マイナス8kg、体脂肪5kg落ちたのか?

現在、漢方ダイエットを開始されて2ヶ月目の50代女性Tさまも体脂肪18kg(30%)➡︎14kg(25%)に減少しました!

 

女性の場合は、貧血、副腎疲労、低血糖、ホルモンバランス・腸内環境の乱れ、睡眠障害など様々な要因でやせにくくなっています。

だからこそ、体質にあった漢方薬や自然薬を使用する漢方ダイエットが注目されています。

 

次回は、「食事と睡眠」について

漢方ダイエットやってみよう!と思ったらご予約お待ちしております。

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