ホノミ漢方には、3つの特長があります。
1.現代人の体質に合った漢方薬
2.東洋医学を基本に、西洋医学の良いところも
3.自然治癒力を発動できるよう手助けする
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1.現代人の体質に合った漢方薬
古代中国医学の集積として、現存する最古の古典に「黄帝内経(こうていだいけい)」「傷寒論(しょうかんろん)」「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」などの書物がありますが、今日の漢方といわれる治療方法は、2000年以上も前の「傷寒論」という書物に記されている薬物療法からきているものが多いものです。
しかし、当時の人々の生活と比べると移動手段や食事内容も変化し、現代人の体力や体質は、2000年も前の時代とは随分様変わりしています。そのため、その方法をそのまま使用すると、虚弱化している現代人には合わないことが多いのです。
漢方薬は、複数の生薬の組み合わせから成っています。
ホノミ漢方では、生薬一つひとつの働きを徹底的に分析し、昔から伝わる処方構成は活かしながらも、現代人の体質に合う多くのオリジナル処方を生み出し、製造販売しています。
2.東洋医学を基本に、西洋医学の良いところも
長い歴史の中で使われてきた東洋医学。一方の西洋医学は、現代の新しい技術の発展により、日々進歩し続けているものです。
私たちは、歴史ある東洋医学と、現代の新しい西洋医学のそれぞれの良いところを融合させることで、時代にマッチした製品づくりに取り組んでいます。
東洋医学と西洋医学の違い
東洋医学と西洋医学の違いを表すものとして、「西洋医学では病気を見て、漢方医学では病人を見る」と言われることがあります。つまり、東洋医学は病人様の自覚症状を重視し、原因から改善しようという根本治療であるのに対して、西洋医学は他覚症状を中心とした対症療法になっています。
かぜ薬を例にして、その違いを見てみましょう。
東洋医学 | 西洋医学 | |
---|---|---|
治療法 | 原因療法(根本治療) | 対症療法 |
使用する薬 | 天然物 | 化学薬品が多い |
薬の選び方 | 難しい | 比較的簡便 |
のみ方 | のみにくい | のみやすい |
解熱効果 | 弱い | 強い |
体力の少ない人の治療 | 優れる | 劣る |
こじれたかぜの治療 | 優れる | 劣る |
治療の経過 | 比較的自然 | 不自然 |
薬による胃腸障害 | 少ない | 多い |
予防効果 | 優れる | 劣る |
このように、東洋医学と西洋医学では、違った働きを持っています。これらの良いところを合わせたお薬があれば、現代人向けの使いやすい優れたお薬になると考え、私たちは研究を重ねています。
ホノミ漢方の選薬システム(オーダーメイド漢方)
漢方薬は人によって効き方が違うことがあり、またお薬の作用に耐えられる人と耐えられない人があるため、一般的に漢方薬を選ぶときには「証」(体質など)を見極めて適切に運用するのに、多くの経験やノウハウが必要になります。
ホノミ漢方では、漢方医学にはない独自の選薬方法や、選薬間違いを回避するシステムを創り上げ、経験に左右されず、一定の正しい選薬を可能にするシステムが確立されています。この方法は、ホノミ漢方の真髄でもあります。
3.自然治癒力を発動できるよう手助けする
漢方は元来、心身全体の調和をはかり、人間が本来もつ「自然治癒力」を発動させるようにすることを目的としています。
ところが現代人は、
・仕事や勉強などによるストレス、疲れ
・栄養バランスを欠いた食事、食べ過ぎによるカロリーオーバー など…
身体に必要以上の負担をかけてバランスを崩し、糖尿病、動脈硬化、高血圧など種々の病気やそれに伴う症状を引き起こしやすくしています。
このような状況では、体内の防衛機構(自然治癒力)がうまく働きません。
更にそれらの症状を抑えるために強いお薬を服用すると、身体には負担が増えるばかり…。
ホノミ漢方では、「因幡の白兎」の故事を元に、身体に負担をかけず、バランスを取るようにして、病人の持つ「自然治癒力」を上手に発動させるようにすることが、病気を治したり予防したりする上で、大事な方法であると考えています。
また、漢方薬も薬ですから、身体に負担のかけすぎる薬や、体質に合わない薬を服用すると、副作用が起こることがあります。病気を治すはずの薬で副作用などが出ることは、あってはなりません。
ホノミ漢方では、副作用なく、自然治癒力を最大限に引き出し、身体のバランスを整えて、自然治癒力を発動できるように手助けすることを第一に考えています。