こんにちは。
子宝カウンセラー・腸活ダイエットカウンセラー
認定薬剤師の直田弥丈です!
2/3日曜日、神戸市で世界最高峰の不妊治療の専門クリニック「英ウィメンズクリニック」の視察研修に参加。
https://www.hanabusaclinic.com/
前回のブログ①は胚培養室を特別に見学させていただいた内容などについてご報告がしましたが、本日は当クリニックの独自の取り組みである鍼灸(温灸含む)と漢方薬・サプリメントサポートについてご紹介します。
そもそも不妊治療クリニックの中に、鍼灸(温灸)室が併設されていること自体が他にない特徴だと思います。当クリニックでの鍼灸の予約は数ヶ月待ちだと伺いました^^;
どうして鍼灸(温灸含む)を取り入れているかと言うと
それは明らかに妊娠率を上げるからです!
同じ統合医療生殖学会の会員さんが運営するT鍼灸院では、鍼灸や温灸を実施した患者さんの体外受精における妊娠率が45%という驚異的な結果も出ています。
※31〜35歳で85%、36〜40歳で52%、41歳以上で13%の妊娠率 ※条件として同一クリニック、同一ドクター、同一培養液、誘発剤はクロミッド使用 ショウキT-1、漢方薬使用しての胚移植1回あたりの妊娠率
当店にご相談いただく不妊症で悩むご夫婦には、①痛み(生理痛含む)、②冷え(ほてり含む)、③アレルギー、④疲労(特に起床時)のうち、ほとんどのカップルに2つ以上の自覚症状があります。
漢方薬などに加えて鍼灸や温灸を取り入れることで、上記の症状の改善が早くなると考えられます。
当店でも自宅で毎日気軽に実施できる温灸をご紹介しています、痛み、冷え、疲れのある方はぜひ取り入れて頂きたいです。
次に、サプリメントサポートについてご紹介いたします。
妊娠を望む女性が最も服用されているサプリメントが「葉酸」です。
今回の研修では当クリニックサプリメントセンター長からもお話がありましたが、葉酸には天然と人工があり、人工葉酸は肝臓でメチル葉酸塩に変換されないと体内で利用できません。
肝臓で変換できるのは、日本人の2人に1人というのが実際で、市販されている葉酸サプリのほとんどが人工葉酸なのです。以前の葉酸に関する記事も参考にして下さい。
https://ameblo.jp/nao-miya7038/entry-12366303862.html
妊活中の方は、漢方薬を含めて様々なサプリメントを服用されています。
この漢方薬やサプリメントで大丈夫なのかな?と感じたら、ぜひ統合医療生殖学会の会員店にご相談ください。
最後にご紹介する施設が、英メンズクリニックです。
男性不妊の急増は、私のブログでも過去に何度か取り上げています。以下はご参考まで。
https://ameblo.jp/nao-miya7038/entry-12397766186.html
これまでも男性の無精子症などの患者さまもおいでたようですが、ここ最近は精子数が基準を満たしていても、男性精子が原因で妊娠に至らないケースが増えています。
そのような背景もあり、メンズクリニックが施設内に昨年も設けられたそうです。
今回、神戸市で世界最高峰の不妊治療の専門クリニック「英ウィメンズクリニック」の視察研修に参加させていただき、不妊で悩むご夫婦に寄り添いサポートできるカウンセラーの必要性を改めて感じました。
病院での不妊治療にも様々な方法や薬剤が使用されますし、漢方薬やサプリメント、鍼灸・温灸などいろんな選択肢があると思います。
これらの特徴を偏見なく総合的に判断して、そのご夫婦にとって最適な治療方針をアドバイスすることがカウンセラーの役割だと再認識しました。