こんにちは。子宝カウンセラー・腸活ダイエットカウンセラー
認定薬剤師の直田弥丈です!
節分の日の昨日、神戸市で世界最高峰の不妊治療の専門クリニック「英ウィメンズクリニック」の視察研修に参加。
https://www.hanabusaclinic.com/
クリニックは神戸三宮駅前ビル内にありました。
不妊治療を医療機関等で実施されている方であれば知らない方はいないくらい、超有名なクリニックさん。
私も所属する統合医療生殖学会の卲輝先生(医学博士・ショウキT-1開発者)が、じつは英ウィメンズクリニックの漢方外来を担当されているというご縁もあり、特別に見学させて頂きました。
中に入ると広々とした待合室があります。
全国からご参加のカウンセラー達に説明される卲輝先生
プライバシーに配慮された落着く診察室です。
診察室内にもショウキT-1が置かれていました!
クリニック内を一通り見学したのち、防塵服に着替えエアシャワーを通り、普段は絶対に入れない胚培養室の見学へ。今回は30名以上おいでる胚培養士の古橋リーダーに当院の採卵〜受精〜凍結〜移植のオペレーションや極秘の技術などを拝聴しました。
午前中は採卵、午後は移植に使用される温度管理された保育器
6300倍の顕微鏡で行われる顕微授精(ICSI)の様子。
採卵後に得られた受精卵を体外受精で受精させるのか、顕微授精にするのかについては悩まれる方も多いと思います。
一般的なメリットとしては
体外受精
・より自然な受精になる ・手技が容易
顕微授精
・精子が一匹でもいれば受精させられる ・受精障害のある症例でも受精させることができる
一方、デメリットとしては
体外受精
・受精障害のある場合などは受精率が低くなる ・精子の数が極端に少ない場合などは受精しないことがある
顕微授精
・手技が煩雑 ・やや高額になる などが挙げられます。
私がお話を伺った感想としては、精子に大きな障害がなければ、体外受精の方がトータルで考えて妊娠率は高くなると感じました。
培養室内を見学させていただき、改めて当クリニックの治療方針である「できるだけ自然な形で生命の誕生に携わり、必要な方には世界最高レベルの不妊治療を提供する」という考えに共感できました。
やはり、35歳以上の女性の卵子の質の低下(AMH低下など)や増えている男性不妊への対策を考えると、私たち漢方自然薬専門店で行う「妊娠しやすい体づくり」つまり卵子と精子の若返りの大切さも強く感じた1日になりました。