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勘違い!免疫力を高めるの本当の意味

感染が広がる新型コロナウイルス。コロナウイルスに限らずインフルエンザ等も、仮にウイルスが体内に入っても免疫力が高い人は、感染しないか軽症で済むと言われています。だから・・・
自分の家族の免疫力を少しでも落としたくないと誰もが思っています。

そもそも「免疫」ってなんだろう?

免疫は、ウイルスやガン細胞などから体を守って戦ってくれる白血球の働きと
イメージされているでしょう。じつは、そういう敵と戦うという働きは、
免疫の仕事の一部(約20%)くらいなのです。
では、あとの約80%はどんな仕事を免疫はしているのでしょう

答えは「体内の掃除」なのです!!

毎日3000億個の細胞が入れ替るという事実

私たちの体内では、毎日3000億個の細胞が古くなりゴミとなり、新しい細胞に入れ替わっているのです。その古くなった細胞は、どこに いくのでしょう?誰が掃除するのでしょう?

じつは白血球の一種でマクロファージという免疫細胞が、古くなった細胞やウイルスなどと戦った残骸などを食べていきます。マクロファージは通称、貪食細胞とも呼ばれています。

古くなった細胞の他にもたくさんのゴミが出る

古くなった細胞以外にも体内では毎日たくさんのゴミが出ます。
例えば血液中の中性脂肪、コレステロール、尿酸、糖などのゴミ。また食品中の添加物やダイオキシンなどの有害物等があります。

つまり、免疫の仕事の約80%は「体内のゴミ回収車」みたいな働きをしています。

ウイルスやガン細胞から体を守り戦う免疫細胞

免疫細胞の残り20%の働きで、ウイルスやガン細胞などからカラダを守る仕事を行なっています。
皆さんが勘違いしているカラダを守る免疫細胞の役割を簡単にご紹介します。

・マクロファージは体内のゴミ回収係 ⇦ 体内のお掃除の働きが80%
・NK細胞やキラーT細胞はウイルスなどの敵を攻撃するアクセルの役目
・B細胞はウイルスやガン細胞に抗体という弾丸を打ち込む役目
・ヘルパーT細胞はキラーTやB細胞などに指令を出す司令塔の役目
・Tレグ細胞(画像なし)は興奮した免疫細胞をなだめるブレーキの役目

免疫力を高めるの本当の意味とは

免疫の働きは非常に複雑で、日進月歩で研究が進んでいますので、これまでの常識が非常識に変わるかもしれません。現段階で言える「免疫力を高める」とは

① 免疫細胞の敵への攻撃力を高めること ② 免疫細胞の暴走を抑える力も高めること
③ ①や②を指令する指令官の統率力を高めること ④ マクロファージ中心に体内のゴミを減らすこと

「免疫力」を落とさないポイントとコツはダイエットにも!

免疫力を落とさないポイントは「体内のゴミを減らす、解毒力を上げる」こと
このポイントと下記のコツを実践できると、ダイエットにもなり一石二鳥です!!

実際、糖尿病や動脈硬化のある方などは体内のゴミが多く、免疫力が落ちやすいので要注意。
また、高齢者や腎臓病のある方はゴミ処理能力が低いので、解毒力を上げておくことが必要。

① 糖や脂を控えてバランス良く食べる。温かいものをよく噛んで食べましょう。
② 睡眠の質を高めるため、寝る前の入浴や白湯で深部体温を上げる。早寝早起。
③ 免疫細胞の約70%は腸内に存在します。腸活を実践して腸内発酵度を上げる。

ウイルスに感染すると体内で24時間で100万倍に増加する

ウイルスが粘膜や免疫防御システムを突破し体内に入ると、24時間で数が100万倍に増加します。

つまり火事と同じで予防と初期対応が大切!
古より「風邪は万病の元」と言われるように、決して甘くみてはいけません。

感染の予防や初期対応が得意な漢方自然薬

・急な便秘や軟便(特に子どもに多い) ・食欲があったりなかったり
・頭や肩のコリがいつもより辛い ・寒気がする又はカァ〜とのぼせる
・トイレが急に近くなった ・寝つきが悪い、寝ても疲れが取れない
・引越しや移動など環境の変化があるなど
いつもと違い何かおかしいと感じたら、早めに直田までご相談下さいませ。
漢方薬でウイルスや様々な不快症状に対応することは可能です。

最後に、免疫を上げる感情とは「笑い、感謝、感動、愛」です。
逆に免疫を下げる感情とは「不安、焦り、孤独、怒り」です。どうぞご自愛ください。 

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